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Olive Kitteridge / Elizabeth Strout [>P-S]

Olive Kitteridge: Fiction 冒頭数行で、18年前に第一子妊娠中に見た映画「みんな元気で」を思い出しこりゃあかん!と。この映画は最近リメイクされた(される?)みたい、Everyone is fineとかなんとか。New Cinema Paradiseを作った監督が撮ったこの映画を見た時にどよ~~~んと落ち込んでツレアイを心配させたあの時は、マタニティブルーの一種かなと思ったけれど、これもキマシタ。単にマタニティブルーじゃなかったことを今発見。どよ~~~~~んと落ち込んでます。
マサチューセッツの小さな港町Crosbyに住む、引退した数学教師Olive Kitteridgeと家族(連合いのHenry、一人息子のChristopher)、そして周りの人々の悲喜こもごもを描いた作品。時もたまに行ったり戻ったりしつつ淡々と出来事をつづってゆく形式で、出来はいい。仕切り屋を越えて専制君主とまで言われるOliveは素のままで人を救うこともある。決して付き合いやすい人間ではないが、悪い人でもない。しかし連れ合いの息もたまに詰らせ、息子は全く折り合わない・・・。ただ、私には寂寞とか荒涼とかそういう表現が浮かんでくる救いのなさに、自分の近い将来を見てしまうとどよ~~~~~んと落ち込む。きゅうぅぅ Jan.2010

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