おちゃっぴい 江戸前浮世気質 [宇江佐真理]
副題の通り、江戸の町人の人情もの。ところどころ続編。「町入能」「おちゃっぴい」「れていても」「概ね、よい女房」「驚きの、また喜びの」「あんちゃん」。
さすがに旗本が(わき腹でも)裏長屋に住む話は、そりゃないだろうと思ったけど、人はよく書けている。生活感はあまりない。時代物について池波先生を越える作家は出ないだろうが、彼女は架空の人々に存在感を持たせるのはとってもうまい。わりと好きだ。 May. 2007
副題の通り、江戸の町人の人情もの。ところどころ続編。「町入能」「おちゃっぴい」「れていても」「概ね、よい女房」「驚きの、また喜びの」「あんちゃん」。
さすがに旗本が(わき腹でも)裏長屋に住む話は、そりゃないだろうと思ったけど、人はよく書けている。生活感はあまりない。時代物について池波先生を越える作家は出ないだろうが、彼女は架空の人々に存在感を持たせるのはとってもうまい。わりと好きだ。 May. 2007
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