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Conclave of Shadows [Feist, Raymond E.]

Talon of the Silver Hawk: Conclave of Shadows (Feist, Raymond)book one: Talon of the Silver Hawk
成人の名を得る儀式のため1人山にこもっていた少年、神からの啓示がないまま(その場合は自分で名前をつけるらしい)里に戻ろうとする。見たものは煙、一族は軍の襲来で滅ぼされてしまう。その時彼に銀色の鷹が空から言葉をかける。そして少年は銀鷹の鉤爪と名乗る。
瀕死の彼を助けたのは不思議な2人。Robertとその従者の介護を受けて傷が癒える頃、Conclave of Shadowsという組織に紹介される。

 

 

King of Foxes (Conclave of Shadows)book two: King of Foxes
非の打ち所のない騎士として手痛いとしか言えないような教育を受けたTalonは一族を滅ぼしたOlasko侯爵、Kasparの元へ送り込まれる。誓いも相手が裏切れば無効になるというなかなか便利なルールにのっとり、見事Kasparの野望を打ち砕く。そしてTalonは復讐は憎しみしか産まないと連鎖を断ち切り、奴隷となっていた一族の生き残りであり、襲来がなければ親の決めた結婚相手として結ばれていたはずのTealと暮す道を選ぶのだ。イイコ過ぎだ。

 

 

Exile's Return (Conclave of Shadows)book three: Exile's Return
地位も名誉も剥奪され、言葉すらろくに通じないはるかかなたの土地に魔法使いMagnusによって連れてこられたKaspar。今まで統治者として自分がいかに物知らずだったか、ふらりと滞在を願った魔法使いLeso Varenに自身の野望をいいように操られてきたのかを苦ーく理解していく。
運命的といってしまえばそれまでだけど、異界からの「もの」Talnoyを引き受けさせられて、話の規模はだんだん大きくなる。このTalnoyを元の世界に戻さなければ(それも1個大隊あるらしい)Midokemia自体が危険にさらされるとなって、Tsuraniも巻き込んだ大騒動になる…らしい。

三部作だと思ったのに、まだまだ続きそう。その前に最初のRiftwarからここまでを埋めないと「懐かしいあの人」が楽しめないようだ。 June 2008


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コメント 2

tat-n

はじめまして、フィーストのファンです
サーペントウォーあたりまでは他にも読んでる人が多く居るんですが
コンクラーベ3部作あたりから日本語サイトで扱ってるのを見かけなくて
寂しく思ってました。

TalonとKasparの物語、ところどころご都合主義(料理のうでだけで囚人の身分でうまく切り抜けるところとか)な部分もあるけど
結構楽しめましたよね。

私はTalwinを暗殺しに来てそのまま手下になってしまうAmafiが好みです。

今、Kasparが見つけたTalnoyをきっかけにPugたちがDarkGodの支配する世界に行く話(Dark War SAGAの2巻目)を読んでます。
この世界にも動乱が予感されていて、その中心となるべくBloodwitchによって産み落とされた若者Valko…
ってあたりまで読んできて新しく創造されたDasatiの世界も面白いかもって感じになってきたところです。

TalonやKasparは脇役になりますが興味をもたれたら是非ご一読ください。

by tat-n (2008-07-06 11:35) 

jude

コメントありがとうございます。
続きあるんですね!
どうも図書館やアマゾンの時系列追いが下手で、このシリーズも何作かすっ飛ばして読んでしまった次第です。

>料理のうでだけで
あはは、ごもっとも。舌と胃袋に勝るものなし、です

貴重な情報ありがとうございました。
穴埋めをするか続きに行くか、わーいわーい。
by jude (2008-07-08 12:29) 

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